ポルトガルワインカームが受賞

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コンクールとかにあまり興味がなくても、日本でワインを紹介するようになってから、やはりコンクール受賞のニュースが届くと嬉しいものです。この仕事のおかげでワイン専門家の知り合いもでき、それぞれの方のワインへの思い入れを少しづつ見ています。ワインを見る眼差し、ボトルの触り方、グラスの回し方、デカンテーションの仕方など、それぞれの人の愛情の掛け方は様々ですが、どのしぐさにワインに対する愛おしさが感じられます。それを感じられない人の話は、個人的には全く興味を持てませんし、聞いていてもその場で頭に残らず消えてしまいます。

今回の受賞はMundus Viniというドイツで最も重要なワインコンクール。今年ポルトガルからは275社が出品、その中のベスト5がGrand Gold Medalを受賞。カームCARMのレセルバもその5本の中の1つに選ばれました。このワインとのお付き合いはもう15年近くになりますが、毎年ドウロ上流のベリーやハーブ、シストを主とする独特の土壌のミネラル感をたっぷりと感じさせてくれるワインです。

ポルトガルワインはまだまだ日本では知られていませんが、毎年ポルトガルを訪問する人は増えていると思います。小さな国ですが優しい国民性と正直さが、ワインにも食事にも表れています。英語でよくコンフォートフードという言葉が使われますが、『心休まる食事、居心地の良い食事』と訳せると思いますが、私にとってポルトガル料理やワインは『コンフォートフード』という表現が一番しっくりと来ます。

ワインでそんな心地よさを感じたい方は、是非一度このポルトガル生まれの有機栽培で造られるCARMカーム、レセルバをお試しください。

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